家の中のもので、”なくてもいいもの”ってありますよね。
わたしにとって、
その代表が玄関マットでした。
憧れのギャッベ
わたしが買った玄関マットは”ギャッベ”と呼ばれる敷物です。
ギャッベとは、イランの遊牧民(カシュガイ族)が作るウール(羊の毛)で作られた手織りの絨毯。
もともと屋敷内で使うものではなく、地面に直置きする敷物だそうです。
そのため、一般的に想像するペルシャ絨毯よりは、毛足が長く、少しゴワゴワしています。
丈夫なので、リビングなどに敷くのはもちろん、玄関マットにも向いているそうです。
なんてあたたかな雰囲気なの!
早速敷いてみました。
か、かわいい〜〜
オレンジ味のある赤、とてもあたたかな雰囲気です。
もちろん、床の冷たさも感じません。
そして、端の色あざやかな房がかわいいのです!
トルコ人の店主さんが、お願いして作ってもらっているそうで、カシュガイ族の方々が自分たちで使う用には付けないそうです。
玄関用なので、少し華やかなくらいがぴったり!
よくよく見ると、同じ色の部分でも微妙な色むらがあって、そこがまた柔らかな雰囲気で素敵なのです。
買って数週間経ちますが、
外から帰ると
「家に帰ってきた〜」
とホッとします。
特に現在ほぼ一人暮らしなわたし、「お帰り〜」って家にハグされてるような。
そんな気持ちになります。
電気をつけていない状態でも、玄関がちょっと明るいんですよね。
粗悪品もあるそうで
わたしにとっては高いお買い物でしたが、一生もの。
店主さんも、
「あなたたちが生きている間くらいは十分使えるよ」
とおっしゃっていました。
玄関マットの使用感が良すぎて、いつかリビングに大きなものを…とますますギャッベの虜になっています。
ご購入の際は、専門店などある程度きちんとしたお店で買うのをお勧めします。
なくてもいいもの、だいじかも
ミニマムな持ち物で暮らすことは、忙しい日々の中ではとても生きやすいし、ある程度取り入れたい。
でも…
なくてもいいものって、生活を豊かにしてくれるよなぁとも思うのでした。
「なくてもいいもの、わざわざ買う?」
数年前に流行った逃げ恥(ドラマ)のセリフであったっけ。
「買う!」
また一つ素敵なものが増えて、家にぽっとあかりが灯ったようなきもちです。
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